こんにちは。naoです。
みなさんはオートバイに乗るとき、ドライブレコーダーを装備していますか?
実はガレ長自身、バイク歴は長いのですが、これまで一度もバイク用ドラレコを装着したことがありません。
必要性は、正直ずっと感じていました。
何度か購入を考えたこともあります。
それでも、なぜか「今じゃない」と思い続けてきました。
そんな中、某ネット通販のブラックフライデーのセールをきっかけに、ついにバイク用ドラレコを購入しました。

選んだのは DAYTONA MP20。
上位機種の MP30GPS と最後まで迷った末の選択です。
ところが——
手元に届いてから、もう2週間以上経つのに、いまだに箱を開けられずにいます。
なぜか、まったくワクワクしない。
この文章を書いている今も、開封する気持ちになれません。
今回は MP20 のレビューではありません。
オートバイにドラレコを付ける理由について、まだ整理しきれていない自分の気持ちを、そのまま言葉にしてみようと思います。
目次
続きを読む: バイク用ドラレコを購入したのに、なぜかワクワクせず2週間開封できていない話正直、私はドラレコにワクワクしなかった
もちろん、「ツーリングの思い出を映像として残したい」そう考える方は多いと思います。
ただ、私自身は少し違います。
ツーリングの記憶は、映像よりも体の感覚として残っていることがほとんどです。
コーナリング中のトラクションの感触。
立ち上がりでアクセルを開けたときの反応……
思い返してみると、走っている最中に景色が目に入って来ることはほとんどありません。
おそらく、この感覚が理由の一つなのだと思います。
GPS付きモデルを選ばなかった理由にも、どこかでつながっている気がします。
だから私にとってドラレコは、「楽しい装備」ではなかった。
それだけのことなのかもしれません。
それでも、頭では必要だと思った理由
ドラレコから話はそれますが、読者のみなさんは4輪車にも乗られている方が多いと思います。
そして4輪車に乗られているほとんどの方は、任意保険に加入していると思います。
しかしながら自動車保険の加入率を調べてみますと、任意保険単体(対人賠償)での加入率は約75.5%(自動車共済を含めると約9割)だそうです。(2024年3月末時点)
4,5台に1台近くは未加入の計算になります。
参考👉日本損害保険協会
2輪自動車の加入率の資料公開はありませんので詳細不明ですが、オートバイの場合はどうでしょうか。
二輪車は構造上、自身が大きなダメージを受けやすい乗り物です。
そのため事故を想定すると「相手に与える損傷」よりも、「自分が被害者になる」イメージが先行しがちです。
その結果、任意保険への加入率はさらに低いのではないでしょうか?
では、任意保険に加入する理由について考えてみます。
万一加害者側になってしまった場合、一番は相手方へ金銭的な補償がされることです。
しかしながら、未加入の場合を考えますと、相手方への損害賠償義務は消えませんので、補償金は借金として自身にも家族にも重くのしかかってきます。
法律上、被害者に賠償する責任を負い続けます。
被害者側になってしまった場合でも、加入していれば「無保険車傷害特約」を活用できる場合もありますね。
2輪車に乗っていて、相手方がたまたま5台に1台の未加入者の場合を考えてみますと、ドラレコの必要性が見えてきます。
でもなぜか、購入した理由が自分自身腹落ちしないのは、なぜでしょうか?!
それでも、腹落ちしない感覚の正体
任意保険への加入は、
「生活を守るための制度」だから割り切ることができます。
以前のブログ記事
👉 バイク事故に備える!命を守る最後の盾=胸部プロテクター4種を還暦ライダーが比較
では、胸部プロテクターの着用を強くおすすめしました。
考えてみれば、胸部プロテクターもドラレコも、万一の事故に備える“お守り”のような存在です。
それでも、両者には決定的な違いがあります。
プロテクターは、転倒した瞬間に自分の身を直接守る装備です。
一方、ドラレコは
事故が起きた“あと”に意味を持つ装備です。
オートバイに乗ってツーリングに出かける。
それは、私にとって今でも「趣味」の世界です。
その趣味で、命を落とすほど馬鹿げたことはない。
そう強く思っています。
正直なところ、
10代、20代の頃は、そこまで深く考えず今思えば無謀だった走りをしていた時期もありました。
この感覚が変わったのは、家族を持ち、オートバイという趣味を理解してくれる家族がいて、無事に帰ることを待ってくれている。
そんな存在を意識するようになってからだと思います。
オートバイ乗りならご存じの方も多いと思いますが、
かつて「ノリック」こと阿部典史選手が、
公道での事故により亡くなりました。
その後、バイク雑誌に載っていた
「バイク乗りはバイクで死んではいけない」
というフレーズが、今でも記憶に残っています。
もし万一、
バイク事故で自分の命を落としてしまったとしたら。
そのとき、ドラレコの映像に
どれほどの意味があるのでしょうか。
正直なところ、
私には「意味を持たないように感じる」のです。
おそらく、
この感覚こそが、
ドラレコに対して腹落ちしない正体の一部なのだと思います。
だから私は、
ドラレコを「事故後の検証道具」ではなく、
自分自身をライディング中に自制させる道具、
事故を未然に防ぐための装備
として捉えたいと考えるようになりました。
この文章を書きながら、
少しずつですが、
自分の中で整理が進んできた気がします。
そして、
なぜドラレコを購入したのか、
その意味も、ようやく見えてきた気がしています。
考えを整理して、ようやく開封する気持ちになった
今、ビニールに包まれた未開封の箱を、手に取っています。
ここまで文章を書きながら、自分の中にあった違和感が、少しずつ整理できてきました。
- ドラレコの役割を再定義できたこと
- 「趣味としてのバイク」を壊さない形で、
ドラレコを受け入れるイメージが見えてきたこと
おかしな話ですが、自分で購入したにもかかわらず、その箱を開けられずにいたのも事実です。
それでも今は、ようやく気持ちの整理がつきました。
これから、この箱を開封しようと思います。
下位機種(MP20)を選んだ理由が見えた
購入時、上位機種の MP30GPS と非常に迷いました。
実はブラックフライデーのセールでは、MP30GPS の割引率が MP20 よりも数%高く、価格差はかなり縮まっていました。
それでも今、こうして気持ちを整理して振り返ると、下位機種を選んで良かったと、改めて感じています。
- バッテリー持ちが良く、
残量を気にせず走りに集中できること - GPS のような記録性を、
自分は求めていなかったこと
ドラレコを
「記録する装備」ではなく、「自分を律するための装備」
と考えたとき、
MP20 は自分にとって、ちょうど良い距離感でした。
最後に
最後まで、私自身のバイク用ドラレコに対する違和感にお付き合いいただき、ありがとうございました。
もし今、ドラレコ選びで迷われている方がいましたら、スペックや価格だけでなく、
「自分は何のために付けたいのか」
という視点で、一度立ち止まって考えてみるのも良いかもしれません。
もしかすると、自分にとってちょうどいいドラレコの形が、少し見えてくるかもしれません。