こんにちは、naoです。
以前のブログでは「🏍️ツーリング前の空気圧チェックの重要性」や「エアゲージの精度」「🏍️コンプレッサー活用による準備時間短縮」について紹介してきました。その流れで最後に少し触れたのが、ミシュラン製の電動空気入れの導入です。
ガレ長は基本ソロツー派ですが、かつてはマスツーリングにも参加していました。集合時間が迫ると空気圧チェックなどに慌てることも多かったですし、今では還暦を過ぎて夜間の視力低下もあり、なるべく明るいうちに帰宅したい。そのためには出発前の準備をいかに短縮するかが大きなポイントになります。
そこで今回、その相棒として選んだ ミシュラン電動空気入れ を実際に使ってみたレビューをお届けします。
目次
続きを読む: ミシュラン電動空気入れレビューミシュラン電動空気入れの基本仕様
製品名:充電式コードレスタイヤ空気入れ
用 途:バイク・車・自転車(標準:米式、アダプター使用:英式)・ボール、浮き輪など(アダプター
使用)
サイズ:198×51.5×45mm(取説値)
重 量:409gアダプタ非装着時(実測値)
空気圧範囲;21~990kPa(PSI,BAR表示切替可能)
バッテリー容量:2500mAh
モバイルバッテリーとして使用する機能はありません。



付属品:アダプター(英式・ボール・浮き輪)
タイプC充電ケーブル
収納ポーチ
取り扱い説明書
実際の使い方と操作感
使い方
①充填設定値の登録
予め4つの測定モード(自転車・バイク・自動車・ボール)を選択する。それぞれに予めプリセットされた充填値を使う場合は、そのまま使用すれば良いが殆どがデフォルト値でないと思われるため、+ボタンで充填値を変更する。
②エアバルブに接続
ホースをエアバルブに接続する。なおホースをクリップから外して時計方向に回すと電源が入る。
③充填する
充填は中央の空気充填ボタンを押すだけです。
④充填終了
充填設定値に達すると自動で充填停止する。ホースを外して終了。
操作感
上記使い方の番号順に操作感を記載します。
①各モードはデフォルトでプリセット値が固定されており、変更後の値をプリセットしても一旦電源断でデフォルト値に戻ってしまいます。プリセット値をメモリできるように改良を望むポイントです。
ただ、設定値変更は+-ボタンを一旦押した後、10kPa毎にボタンを押して変更(長押しで素早く変更)、設定値になったらボタン解放で設定完了のため、決定ボタンなど押す等の手間は掛かりません。
②問題は、エアバルブへのリリースのしやすさだと思います。
以前のブログでもご紹介しましたが、特にオートバイの前輪はダブルディスクですので縦出しのエアバルブへの接続時は干渉してエア漏れのリスクがあります。
この製品はクイックリリースを採用しておりワンタッチで固定可能でした。


縦出し(ストレート型)の場合、最初は少し慣れが必要だと思いますが、装着時に多少エア漏れしても、充填すれば良いだけの事です。
問題は、リリース時のエア漏れですがクイックリリースの採用で殆どエア漏れ無く、外す事ができました。


横出し(L字型)の場合は、殆どエア漏れすること無く接続
③④充填は、正直時間が掛かる印象です。
やはり、エアコンプレッサーと旭産業ゲージボタルの組み合わせと比べますと明らかに遅い印象です。200kPa充填するのに実測で約30秒掛かりました。また、充填時の作動音は結構大きめです。
充填性能を検証
以前のブログで性能比較時に物差しとして使用した旭産業製ゲージボタル(以下ゲージボタル)を再び使い、充填性能の比較試験を行いました。
最初に取説に記載の圧力精度を記載します。
| 圧力精度 | 設定値 |
| +/- 7kPa | ~345kPa |
| +/- 14kPa | ~689kPa |
| +/- 21kPa | ~990kPa |
計算上240kPaで使う場合、精度は233~247になりますので誤差範囲としては、+-3%程度になります。規格値としては十分高精度といえますが、実測で確認したいと思います。
なおゲージボタルの精度は、+-10kPaになります。
試験方法
試験方法は、前回同様に200,220,240kPaを圧力試験値に設定しました。各設定値からタイヤ圧力をー200kPaの状態にしてからミシュラン電動ポンプで各設定値完了まで充填し、ゲージボタルで計測します。この手順を各設定値2回ずつ繰り返しました。
試験結果
性能試験結果を表に記載します。
| 充填設定値(精度範囲) | 旭産業ゲージボタル測定値(精度範囲) |
| 200kPa(193~207) | 1回目208(190~210) 2回目206( 同 上 ) 平均207(+4%) |
| 220kPa(213~227) | 1回目225(200~230) 2回目226( 同 上 ) 平均225.5(+3%) |
| 240kPa(233~247) | 1回目246(230~250) 2回目245( 同 上 ) 平均245.5(+3%) |
結論としましては、規格通りの値が確認できましたので、補正の必要はないと考えます。
その他検証
・本体充電
充電は2A以上のUSB充電器にて行います。充電中と充電完了は表示で確認できます。充電時間は特に気にする事無く完了します。充電状態も4段階表示で確認できます。なお、充電器は付属しません。
・使用時間
今回、何回か試験で使用しましたがトータルで4段階中1目盛りが減った程度で持ちは良いと思います。
・連続使用
今回、試験で連続使用しましたが、後に取説を確認したところ5分以上の使用は禁止されていました。5分で20分間の冷却を指定されています。確かに、ポンプ本体が高温になりましたので注意が必要です。
・LEDライト
LEDライトが装着されていますので、暗闇でバルブ接続するときは重宝すると思います。
メリット
・クイックリリースの採用でバルブへの接続・開放がエア漏れする事無くできる。
・接続後はワンタッチで充填可能。
・充填圧力の性能は高い。ゲージボタルとの比較では全設定値で高めに出るが、誤差範囲内である。
・LEDライトが装着されており、暗い中での充填が可能。
デメリット
・充填中の作動音が大きい。
・充填に少し時間が掛かる。(エアコンプレッサー比較)200kPa充填に約30秒。
総合評価
ガレ長の目的としましては、エアコンプレッサー+ゲージボタルの組み合わせより、さらに時間短縮ができないかが目的でした。
実は、バイクは別のイナバガレージに保管してあり、今までは本ガレージにバイクを移動⇒コンプレッサーの電源をONの手順でした。そのためイナバガレージで直接エア充填できればさらに時間短縮が可能と考えたからです。
結論としましては、時間短縮が可能になりました。
特にお薦めユーザーはバイク保管庫(ガレージ)にコンプレッサー設置が無い方でしょうか。
なお、携帯するには少し重量感がありますので、日帰りツーなどではあまり持参したいとは思いませんが、泊ツーなどで長距離ツーリングされる方や、オフ車の方などで荷物の携帯が苦でない方には安心のためにもお薦めできると思います。
その他、ミシュラン製電動ポンプで充填後にNorton Command961 Cafe Racer(👉ガレージのご紹介に掲載)で試乗した感想です。
充填圧力値の試験結果としまして、ゲージボタルの測定値より若干高めの数値が出ておりました。
普段のゲージボタルでの設定値と僅かな差ですが、体感としましたは少しごつごつ感が増したい印象があります。今後、さらに乗り比べて検証したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。次回は、LEDヘッドライトのLo/Hi同時点灯の対策編を予定しています。是非ご覧ください。
※本レビューは私個人の整備・使用体験に基づくものであり、製品の性能を保証するものではありません。